【コラム】vol.14 新磁(にじ)「雪夜(せつや)」

新磁(にじ)『雪夜(せつや)』

“陶器の持つ魅力的な釉薬の表情を磁器でも”

新磁はそんなコンセプトから生まれた新しいシリーズです。
ネーミングは「虹」のように多彩な可能性を持った、「新しい磁器」となって欲しいという思いから。

商品名の『雪夜(せつや)』は元々、陶器のSoraシリーズで展開してきた商品をベースにしています。

釉薬の斑紋を、冬の夜ふと空を見上げた時に目に入る雪がしんしんと降りゆく様に見立てて、この名を付けました。

陶器が持っている、窯を開ける瞬間まで仕上がりが分からない偶発的な要素を兼ね備えているのも新磁の魅力の一つ。
窯の中の位置取り、生地や釉薬のコンディションなどで一枚一枚違った表情を持って出てきます。

また生地の違いによって陶器とは全く出方が変わる釉薬もあるので、仕上がってみて驚かされることも。

雪夜は陶器のものと大きくは変わませんが、ベースの黒が少し冴えた色味となり、はっきりとした印象に。

釉薬が溶け出すほどの高温から生まれる「雪景色」。
見ていると何処かこの雪の世界に引き込まれるような、不思議な魅力を持っています。
また陶器のSoraもこれとは違った柔らかな表情をしているので、比べてみても面白いかもしれませんね。

新磁はまだまだ始まったばかりのシリーズなので、これからが楽しみな商品の一つです。

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