【コラム】vol.10 ミシュラン新潟 Restaurant ISO

先月ついにミシュラン新潟が発表になりましたね。

食の都として新潟が世界に紹介されたことは、私たちにとっても心から嬉しいことでした。

私たちのお客様が多数受賞されましたが、今回はその中でも一つ星を獲得されたフランス料理 Restaurant ISOさんについてご紹介したいと思います。

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Restaurant ISO

新潟市中央区の万代エリアと駅前エリアの間に位置し、街に近いながらも静かな場所に建つ日本家屋のお店です。

総席数13席の落ち着いた隠れ家のような雰囲気の中、地物を中心とした旬の食材を使い、海の幸から大地の恵みまで自然豊かな新潟だからこそできるフレンチをISOさんならではの形で表現されています。

店内には中庭があり、メインのカウンター席では、四季折々の表情を持つ中庭を眺めながら、その時の旬の食材を味わうことができます。

また食器にもとてもにこだわりを感じられます。燕三条のカトラリーや佐渡の無名異焼きなど、ところどころで新潟県産のものが使われていますので、ぜひ注目してみてください。

(店内写真 提供:Restaurant ISO HP)

 

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磯部冬人シェフ インタビュー

星付きレストランで修業され、有名店のオーナーシェフも務めた磯部シェフ。どの料理からも食材への愛情が溢れ、そしてとても勉強熱心な方です。

そんな磯部シェフに、今回のミシュラン一つ星を獲得されたときのお気持ちをお聞きしました。

「毎日の仕事は上手くいったと思えることの方が少ないですね。料理の”り”の字もまだ理解できていないと思います。」

と話す磯部さんは、日々葛藤しながら自分の料理に向き合われていました。

私たちがお願いする写真撮影の時にも、いつもこの謙虚さで臨んでくださいます。何度もトライ&エラーをして、直しては撮り、確認の繰り返し。
磯部さんの料理への直向きな姿勢に、自然と気が引き締まります。

「一つ星を獲得した時はホッとしました。」

これまで取り組んできたことが初めて評価してもらえたように思い、星を獲得した時は正直ホッとした気持ちだったとのこと。

「フランス料理に携わっている以上、ミシュランは目標の一つでもありました。」

ただ、そんな喜びも一瞬だったようで、すぐさま別の二つの感情が込み上げてきたと話してくれました。

一つは更に上を目指したいと思う向上心。
「ミシュランは過程の一つ。」
「どこまで料理を追求しているかという料理人の本質を改めて考える良いきっかけになりました。自分自身はまだまだこれから。働けるギリギリまで料理を追求していきたいです。」

料理を完成させることを目標にこれからも日々考えて向き合っていきたい、と話されていたことがとても印象的でした。

 

そしてもう一つが、新潟でフランス料理を続けていくという責任感。

「自分の店さえ良ければ…そう考えている新潟の飲食人はいないと思います。ここ新潟で、フランス料理に関わってくれる若者(なり手)が増えてくれることを願っています。

料理人はただ美味しいものを提供するだけではないんですね。左うちわでなんてできない仕事ではあるのは事実ですが、創造性とエンターテインメント性を併せ持った唯一の職業でもあると思っています。」

「5年、10年の先を見越して若い世代に繋げたい。それが新潟の食文化を発展させていくことにもなるし、そこがこれからとても重要になっていくと思います。」

 

生まれ変わっても料理人になれるならなりたいと話されていた磯部シェフの表情からは、次のステップを見据えた確固たる決意を感じ受けました。

そんな磯部シェフと器を通して一緒にお仕事ができていることに、私たちはとても喜びを感じています。

 

Restaurant ISO

住所:新潟市中央区春日町7-13

電話番号:025-290-7330

営業時間:ディナー 18:00~23:00(L.O. 20:30)

定休日:水曜日 ※その他 不定休

HP: http://restaurant-iso.jp

(営業情報はこちら↑のHPで詳細をご確認ください)

 

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