<カトラリーメンテナンス>
カトラリーの状態は、味に影響を及ぼすと言われます。
もちろん、これはかなり鋭敏な舌の持ち主でないと分からないような差ではあるのですが、
厳密に突き詰めれば、表面のコンディション次第で舌触りの違いから生じる雑味が影響を与える、
ということになるかと思います。
だからこそ、日夜シルバー磨きでピカピカに磨かれるわけですが、それでも毎日使うことによって
入ってしまう深い傷や細かな小傷までは取れません。
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そこで「磨き直し」。
文字通り、一皮むくことでこういったダメージもある程度修復してあげることが出来ます。上の画像は全く同じフォークの加工前後を並べたものです。※今回の加工は磨き+メッキのし直し
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加工前は実際にこんな感じで傷が多かったのですが、 直すとほとんど新品同然に。
ただし磨きにくいところ、今回で言えば首元のV字型の装飾辺りの深い傷などは少し残ったりしていますが、デザイン次第ではほとんど分からなくなるでしょう。
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![](https://www.ohashi-web.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/03/SDGs.jpg)
傷付いたからと言って、捨ててしまうのは簡単。
ただ、もうひと手間でまたカトラリーの寿命を延ばしてあげることが出来る場合もあります。
こういった「捨てないための工夫」もまた、持続可能な社会の実現(SDGs)には必要なことだと言えます。
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この他、ナイフの刃付け(研ぎ直し、ストレート刃⇒ 鋸刃へのカスタマイズ)なども承ります。
鋸刃が欠けていたりすると、切るときにストレスを感じるだけでなく、擦り切るような動きをしないといけないことで器の側にも不要なダメージを与えてしまいます。
何か切れ味が落ちてきたなと感じたら、ぜひご相談ください。
※カトラリーの状態によって、加工費などが変わってまいります。