【コラム】vol.9 カリス「マットホワイト」

カリス『マットホワイト』

スタンダードラインであるカリスシリーズの中でも、さらにベーシックな「マットホワイト」。
現在はクーププレート、ラウンドプレート、スクエアプレート、カップ&ソーサーの4種をラインナップ。

ツヤ消しの白釉というのはどのメーカーでも出していますし、OHASHIでも過去にいくつか同じカテゴリーの商品を開発してきました。
そんな中、今回のカリス/マットホワイトで重視したのは、『カトラリーとの相性』です。


▲表面の拡大画像。少し凹凸が見える。釉薬の性質上、鉄粉の黒点が入ることも。

ツヤ消しに仕上げるのにも色々な方法がありますが、一般的なのは表面を物理的にザラつかせること。
表面に細かな凹凸が出来れば光が乱反射し、目に入る光量が減るので、結果的にツヤが無いように感じるという仕組みです。
梨の表面のようなので、「梨地(なしじ)」とも。

この凹凸が細かく溝が深いほど、光が分散しマット感は増しますが、その分だけ表面がヤスリのような状態に近くなります。

釉薬は硬いガラス質ですから、比較して柔らかい金属素材であるカトラリーは当たれば負けて削れてしまいます。その結果、擦れ痕がメタルマークとして残る訳です。
場合によってはナイフであれば切れ味を落とす要因にもなるし、器に当たった感触も決して良いものではありません。
カトラリーのコンディションが食味に影響を与えることもあるでしょう。

この問題に対応するべく開発したのが「カリス/マットホワイト」シリーズ。

羊雲を思わせる独特なムラ感がある釉薬は、ツヤを抑えつつもエッジに反射を感じる程度には
滑らかなのが特徴で、カトラリーを入れてもザラザラする抵抗感はありません。
触った感じだと、スベスベという感覚に近いかと思います。

白い器のバリエーションを増やしたいけど、カトラリーの当たりが気になっていた方にこそ
お勧めな器です。

ただ、ラフな表情を持つ器たちも決して使い悪いわけではなく、それはそれで別の魅力が
あるし、使い方も変わります。要は適材適所、ということ。

いつか、そういった器にも光を当てていきたいですね。

 

過去のinstagram記事も合わせてどうぞ。
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公式オンラインショップでもお求めいただけます。合わせてご覧ください。
【EC】カリス/マットホワイト ラウンドプレート
【EC】カリス/マットホワイト クーププレート
【EC】カリス/マットホワイト コーヒーカップ(ソーサー別売り)
【EC】カリス/マットホワイト カップ用ソーサー
【EC】カリス/マットホワイト スクエアプレート

フードスタイリング
・ラウンドプレート=宇宙色の鼻様/新潟
・クーププレート=フレンチレストラン ペタルドゥサクラ様/横浜

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