【シリーズ時短】 vol.1
【時短しながら営業するには】
2021年1月26日現在、11都府県の飲食店には20時までの営業( 酒類の提供は19時まで)という
いわゆる時短要請が出されています。
まだ11都府県のみですが、今後その他の地域にも拡大する可能性は大いにあります。
これだけでも辛いのに、 ランチも自粛すべきという声すら聞こえます。
そんな中で考えなくてはいけないのは、「 今まで通りのメニューを、いかに短い時間で提供するか」。
来店されるお客様も落ち着きたい気持ちはありつつも、 やはりマスクを外す無防備な時間は
なるべく短くしたいというのが心情。
また当然、 お店の側からすると売り上げを落とさないためには回転を上げる必要があるため、
「配膳の時短」というテーマは重要 な課題だと言えます。
そこで有効なのが「箱物」。
箱物を使うメリットは、
【1】二段重で使うことで一度のサーブで2種類のお料理を一度に
【2】スタッキングができるので、あらかじめ料理の用意ができ作
【3】蓋が付いているので衛生的、かつお客様は開ける楽しみが!
1. 二段重で使うことで2種類のお料理を一度に提供。
![](https://www.ohashi-web.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/074ba91182df5948f06dfe0ced9add5f-600x199.png)
通常、フレンチのショートコースでも6〜 8皿ほどかと思いますが、例えば
アミューズとオードブルを箱の上下に分けて一挙に
出せば、その分だけ配膳と下げ膳の手間を減らすことが出来ます。
イタリアンだとストゥッツィキーノとアンティパスト、和懐石だと先付けとお造り辺りが
対象になるかもしれません。
2.スタッキング出来るので、あらかじめ作り置きが出来る。
![](https://www.ohashi-web.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/USB_294675-600x400.jpg)
盛り付けの作業なしで提供出来るので、 作業の効率化につながります。
規格を揃えておけば重ねて省スペースでの保存も可能です。
3.蓋付きなので衛生対策として有効。
兼ねてから言われているように、フードカバーなどの蓋付き容器は
思わぬ飛沫を防ぐ上では非常に有効な手段です。
箱物は、箱というだけあって基本的には蓋付き。
少し盛り付けの高さ制限が出来てしまいますが、 それさえクリアすれば
安全に提供することが可能です。
また箱ならではの開ける時のワクワク感は大人になっても変わらな いもの。
プレゼンテーションに組み込むことで、ちょっとした演出にも
なるかもしれません。
![](https://www.ohashi-web.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/01/2_USB_300075-600x400.jpg)
モダンボックスに長角サイズが出来ました。
正方形のボックスだと、どうしても構図が作りにくかったり、
和風に感じられてしまうというお声に合わせて、 長角サイズをお作りしました。
従来のモダンボックスでは容量が不安な場合にも有効です。
ミニ松花堂のような使い方も。
※本コラムはメールマガジン『大橋洋食器ニュースレター』の記事を再編集したものです。